転職活動で自分の強みを伝える回答例をまとめてみた
自分の強みや長所は、その人の人間性を表す部分になります。
仕事をしていく上での武器にもなりますので、転職の採用面接で面接官に上手く伝えないといけません。
転職活動に取り組むに当たり、自己分析をして自分の強みを正しく認識すると、効果的にアピールができますよ。
ここでは転職活動で自分の強みを伝える回答例をまとめていますので、どのようにアピールすれば良いのか分からない人は参考にしてみてください。
今までの実績をアピールする回答例
・提案力と実行力が私の強みです。そのスキルを活かして、前職では新たな販促キャンペーンを提案・実施して、前年比200%の売り上げを実現することができました。御社でも既存の施策に固執せずに提案を行うことで、業績のアップに貢献できると考えております。
・前職で営業に配属された当初は、新規顧客の開拓に注力して飛び込み訪問を積極的に行っていました。特にノルマはありませんでしたが、自分自身で設定した行動目標を達成して成果に繋げることができています。今では営業経験を積み、強固な信頼関係を築くための営業スタイルを意識できるようになったのが自分の強みです。
▲忍耐力があることをアピールする回答例
・何事にも意欲的に取り組み、粘り強さや忍耐力があるのが私の強みです。前職でも実現が難しいと言われていたプロジェクトに積極的にチャレンジしました。プロジェクトを実現するに当たって様々な課題や困難がありましたが、周囲の支えもあって無事に成功できました。
・営業で確実に成果を出すために、私は難しい要望でも忍耐強く対応することを心掛けています。前職で通常の3倍の発注を頂いた際に、在庫がなくてお客様への対応が難しい時がありました。しかし、諦めることなく生産計画の変更を関係者と交渉したことで、在庫の調整がスムーズにできました。御社でも忍耐力のある長所を活かして貢献してまいります。
責任感があることをアピールする回答例
・今までの業務の遂行で、責任感があるところが自分の強みだと考えております。仕事の大小に関わらず、目標を達成するために最後まで責任をもってやり遂げる姿勢で取り組んできました。前職でもメンバーと打開策を話し合い、繰り返し検証して対目標比150%の実績を残しています。
・前職の営業の仕事では、与えられた目標に向けてスケジュールを逆算して達成できるように意識してきました。具体的には、「小さなことでも対応して付加価値をつけて提供する」「契約後もお客様のところに出向いてフィードバックを伺う」と取り組んでおります。自分の責任感のある強みを活かし、御社の売り上げアップに貢献したいと考えております。
転職で自分の強みを伝えるエピソード例
転職活動の履歴書や面接で自分の強みを伝えるに当たり、長所を裏付けるエピソードを意識すべきです。
話の構成としては、「最初に結論を伝える」⇒「エピソードを交える」⇒「どのように活かせるのか」という順番を意識しましょう。
「○○○が私の強みです」と伝えるだけでは説得力がありませんので、具体的なエピソードは大事ですね。
以下では、転職で自分の強みを伝えるエピソード例を幾つか挙げてみました。
リーダーシップ:新人に指導したり同僚とフォローし合ったりして目標を達成してきた
コミュニケーション力:相手の立場で考えて信頼を得て顧客を獲得してきた
柔軟性:マニュアルに載っていないことでもお客様の要望に合わせて臨機応変に対応した
調整力:会議で異なる意見が出た時に双方を取り入れた折衷案を提案した
行動力:改善案や問題点をスピーディーに実行して成果を出した
ポジティブ:仕事内容や環境の変化をチャンスと捉えて新たなスキルを習得する努力をした
計画性:想定外のトラブルにも対応できるようにスケジュールを逆算して立てた
色々な視点に立って考えて、自分の強みをアピールするのが転職の成功の秘訣です。
ただし、アピールするスキルやキャリアは最大でも3つくらいに抑えましょう。
あまりにも長すぎて冗長になるとマイナス評価に繋がる可能性がありますので、簡潔に伝えるのも重要です。