在職中の転職は時間がない?
在職中に転職活動を行うに当たり、「時間がない」「忙しい」と悩んでいる方は少なくありません。
確かに、仕事の合間をぬって職務経歴書を作成したり、求人に応募したりとやるべきことはたくさんありますよね。
在職中の転職は中々時間を確保できないのですが、退職してから転職するよりもおすすめです。
なぜ在職中に転職活動を進めた方が良いのか、幾つかのメリットを見ていきましょう。
・転職が長引いても収入が途切れることはないため、経済的な不安を抱えずに済む
・「早く職場を決めないと生活がヤバい」と焦って転職先を選ばなくても良い
・空白期間やブランクができないため、応募企業から不信感を持たれずに済む
・実際に転職活動に取り組んでみた後に、「やっぱり現職の方が良い」と留まる選択肢もできる
・転職先が決まった後であれば、「給料を上げるから残ってよ!」と現職の留意を受けにくい
一時の感情で現職を退職し、焦って転職活動をして失敗した経験を持つ方はたくさんいます。
そのため、時間の制約を受けたとしても、在職中に転職活動をすべきです。
時間がない人が転職で成功するために押さえておきたいポイントはこれだ!
忙しくて転職活動に精を出せないと、良い働き先が見つからないと考えている方は多いのではないでしょうか。
しかし、転職活動を上手く進めていれば、在職中でも転職で成功できますよ。
ここでは時間がない人が転職で成功するために、押さえておきたいポイントを幾つか挙げてみました。
なぜ時間がないのか忙しさの原因を知る
「時間がない」「時間を確保できない」という人は、なぜ時間がないのか忙しさの原因を知ることから始めないといけません。
本当は転職活動の時間を作ることができるのに、無駄な時間を費やしているケースはあります。
以下では、「時間がない」と悩む人を4つのタイプに分けてみました。
時間見過ごしタイプ:通勤時間や就寝前などスキマ時間があるのに、別のことで無駄に使っている
時間かけすぎタイプ:「1枚の履歴書を書く時間が長すぎる」「1つの会社の企業研究が長すぎる」など、効率的に活動できていない
時間に追われているタイプ:仕事の量やノルマが多すぎてプライベートの時間を確保できない
体力的・精神的に余裕がないタイプ:日々の生活で疲れやストレスが溜まってモチベーションが湧かない
仕事に追われていて趣味の時間すら作れない人は、転職活動を始めるに当たって別の対策が必要です。
一方で「時間見過ごしタイプ」と「時間かけすぎタイプ」の人は、転職活動を進める時間を確保できます。
転職で成功している人は忙しい中でも上手く時間をやりくりできていますので、まずは自分がどのタイプに当てはまるのか考えてみましょう。
転職フェアを有効活用する
忙しくて転職活動に費やす時間がない女性は、転職フェアを有効活用すべきです。
転職フェアとは人材ビジネス各社が主催している就職や求職に関するイベントで、都心部を中心に定期的に実施されています。
簡単に説明すると、「企業の大規模合同説明会」「転職希望者と企業の出会いの場所」という感じですね。
転職フェアの利用でどのようなメリットがあるのか幾つか見ていきましょう。
・様々な企業の雰囲気を一度に比較して見ることができるため、転職サイトの求人票と睨めっこせずに済む
・知らなかった企業や考えていなかった会社に目を向ける良い機会になる(転職先の選択肢が増える)
・人事担当者に質問したり社員の話を聞いたりすれば、求人情報では分からない情報を入手できる
・女性向けの転職フェアであれば、「出産や育児を経ても働きたい」「今よりもキャリアアップしたい」といった願いを叶えられる職場が見つかる
闇雲に企業に応募して採用面接を受けて、「時間と体力を使う」⇒「モチベーションが下がる」といった状況に陥っている方は少なくありません。
しかし、転職フェアでは複数の企業人事や現場担当者とコンタクトを取ることができますし、場合によってはその場で面接に進むこともあります。
つまり、転職フェアは時間がない人が効率良く転職活動を行うに当たってピッタリのイベントなのです。
転職エージェントに登録する
普段の仕事が忙しくて転職活動に時間を費やせない方には、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントは、登録した求職者の内定から退職までの全てをサポートしてくれるサービスです。
なぜ時間がない人に転職エージェントが向いているのかまとめてみました。
・求職者の希望にマッチする求人を紹介してくれる(自分で探さなくても良い)
・自分の代わりに応募企業の面接の日程を調整してくれる
転職に関する面倒な手続きを全て代わりに行ってくれますので、効率良く転職活動ができるでしょう。
候補を上げてもらう中から、選んで面接に挑むことができます。
面接までにあなたがすることは、面接日時の調整くらいではないでしょうか。