コラム

会社つらいと思ってたらジンマシンが出た。そうだ、転職しよう

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転職理由って本当にさまざまです。

上司のパワハラ・セクハラ、仕事の不条理、人間関係、後ろ向きだけじゃなく、もうこの会社で学ぶことがなくなった。

なんていうすばらしい人もいるでしょう。

ここでは私の友人の話をすこし。

仕事のできる彼女

若いながら仕事のできる彼女はまだまだ小さく、これから成長したいんだ!という会社に入りました。

前職の経歴も生かすことができる仕事内容だったといいます。

入ってみたらさあ大変。

生かすどころか、彼女の知識、経験以上の人がいない会社でした。

設備はあるもののその使い方をわかっている人がおらず、設置してあるからいいでしょ。

そのくらいの感覚。

彼女は前職の経験を生かして、精一杯その設備の使用方法やルール化に取り組みました。

そんな彼女を見て、いい人を採用できたと浮かれまくる経営陣。

彼女にさまざまな仕事という名の相談が降りかかります。

これについて知っているか?あれはどうだこれはどうだ。

うっかりと知識と経験があることを見せてしまった手前、できませんとは彼女にはいえませんでした。

通常業務を行っている合間や残業で彼らの要望に応えなくてはいけない状況になりました。

昇給は業務に見合っていたのか

その分少しずつ昇給しました。待遇もあがりました。

でもその分責任も業務も重さが増していきました。

愚痴ではなく意見を言え。という会社だったので意見を言いました。

しかしそれらは上司の業務が増えることだったり、他部署との折衝が必要になることだとわかると、対応しなければいけない上司は面倒になり、とたんに却下されるのでした。

結果的には効率が上がり生産性もあがることだといくら伝えても無駄でした。

精神的にも肉体的にも疲弊する毎日にその昇給は見合っていたのでしょうか?

ついにストレス性蕁麻疹(じんましん)発症

そんな毎日に疲弊した彼女はあるときお風呂上りに腕に赤い発疹を見つけます。

原因がわからなかったので病院にいきました。

前日から今日食べたものについて聞かれても、検査をしても何もなし。

そこでいろいろ話を聞いたお医者さんがふとストレスチェックをしたそうです。

すると、ストレス常態化しておりかなり重いストレスにさらされていることが判明。

うつになってもおかしくない状態だったといいます。

ストレスからくる蕁麻疹と診断されました。

普通ならここで辞めようとするでしょう。

しかし、いろんな事情のタイミングがあって、彼女はすぐにはやめられませんでした。

彼女は薬を飲んで症状を抑えながら仕事を続けました。

時には薬では効かず、注射を打ちながらも続けました。

彼女、会社辞めるってさ

そうしていろんな整理がついたとき、彼女は辞めることを会社に打ち明けます。

戦力がいなくなると困る会社は引き止めました。

何が原因か。辞めることになったのはどうしてか。

彼女は対人関係がストレスだとだけ伝えたそうです。

効率化や仕事のあれこれに邪魔が入ることは伝えてもしょうがないことだからです。

人に改善を求めてもひとは変われません。

引き留めは最後まで続いたようですが、彼女の意思は固く、転職して去っていきました。

事情を知る同僚は辞めると聞いて心底ほっとしたそうです。

最後に

この話を聞いて何を思うか。

そんなブラックな会社辞めて正解。

事情があってもすぐにやめればいいのに。

全部ぶちまけて辞めてよかったのに。

働くことは大多数の人たちが生活していくためには欠かせません。

働いたお金で生活してる。

家賃、生活費、もろもろ給料から出ているでしょう。(当然か)

でも、無理して働いても幸せにはなれません。

幸せになるために働いて、幸せになるために生活してる。

その会社だけが会社じゃないということ。

少なくとも体調に異変をきたす状態になったら、転職を検討してほしいと思っています。

転職は楽じゃありません。

一部の人にとっては楽かもしれないけど、大多数はそうじゃない。

でもあきらめずに続けていけば、きっと道は開けます。

あきらめてほしくない。

それだけです。

 



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