転職したい。久しぶりの転職、さて、スーツはどうしよう？と悩む人は多いと思います。
今あるスーツでいいのか？そもそもスーツを着たのは新卒のとき以来・・・。
サイズも合うのかどうか・・・・。
なんていう人もいるかもしれません。
とにかく着れるのであればいいか、と安易に決めてしまうのは危険です。
なぜなら、服装は第一印象として与えるインパクトが大きいので面積的に大きいスーツはかなり重要といえます。
転職時の面接ではスーツなどの外見によって面接官が受ける印象が変わってしまいます。
第一印象であまりよくないイメージを持たれてしまったら・・・。
あなたがどんなにすばらしい人でも、挽回するのは大変な労力になるでしょう。
第一印象は大切に！
第一印象に関して、こんな研究結果があります。
メラビアンの法則とは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した概念で、話し手が聞き手に与える影響を、研究と実験に基づいて数値化したものです。
話し手が聞き手に与える影響は「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の３つから構成され、それぞれの情報の影響力は以下の割合であるというものです。
- 視覚情報（Visual）…55％
- 聴覚情報（Vocal） …38％
- 言語情報（Verbal）…7％
視覚から入る情報の影響力が半分以上です。
もちろん面接は会社に入って活躍してくれるかどうかを見る場なので見た目だけで決めたりはしないでしょう。
ですが、服装を整えて印象を底上げしておくことはとても重要です。
転職活動で面接を受ける時にはぜひ、自分にあったスーツを選んで挑み、転職を笑顔で終えましょう！
外見を印象付けるスーツは大切です。
ここでは、どんなスーツがいいのか、スーツを選ぶ際気をつけたいポイントも含めて紹介していきたいと思います。
スーツの色はオーソドックスがおすすめ
先ほどスーツが面接官に与える印象は大きいと説明しました。
ではどんな色が正解なのか？
業界や職種にもよりますが、基本的にどんな職種でもスーツの色は黒やグレーなどの色がいいでしょう。
基本といわれる色なので、え？それでいいの？と思われるかもしれません。
しかし、面接は常識を問う場でもあります。
社会的に『ビジネス』の場になじむ服装、色が求められるのです。
なので最初に購入する転職用のスーツは、黒やグレーをおすすめします。
ここで注意点です。
女性はスーツのボタンは全部閉めましょう。
男性の場合スーツは、一番下のボタンを留めないことを前提に、着たときのシルエットを計算してデザインされているそうなんです。
ですが女性がスーツを着る際は1つであろうと3つであろうとボタンは全部留めるのがマナーです。
ボタンは全部留める！と覚えて置いてください。
転職用のスーツはパンツとスカートどちらがいいのか？
足が太いから、寒いからスカートをはきたくないという理由でパンツスーツを選びたい人もいるでしょう。（ええ、私です）
でもパンツだと印象が悪くなるのか？
そんな都市伝説のような話もありますが、よく考えてください。
この時代、面接官は男性とは限りません。
女性も面接官が当然の時代です。
都市伝説に振り回されて（笑）選ぶよりも、それぞれに選ぶポイントがあります。
パンツスーツを選ぶ際のポイント
パンツの利点はやはり動きが多少アクティブでも対応できる点でしょう。
たとえば外回りの営業職や、立ち仕事が多い職業、社内でも他部署との折衝が多い仕事などの面接のときは、パンツで挑むとフットワークの軽さを印象付けることができるでしょう。
スカートスーツを選ぶポイント
スカートスーツはやはり女性らしい印象を与えることは間違いないでしょう。
秘書や、受付のお仕事などを検討するときはスカートを選ぶことで周囲となじんで円滑に仕事を進める印象を与えることができるでしょう。
インナーは白がおすすめ
スーツは決まった。さあ、インナーはどうする？
スーツからのぞくインナーも第一印象に大きくかかわります。
転職でおすすめする色はやはり、白です。
どんな人でも似合わないということのない色で、面接官に清潔感という好印象を与えることができるからです。
白であればスーツの色が何色であっても問題なく合わせることができます。
その点でもおすすめです。
白は清潔感を与えますが、その白にシミなどがつくととても目立ちます。
ぜひ白シャツやカットソーを2～3パターン用意してこまめに洗濯をしておき、いつでも面接にいける状況を整えておきましょう。
今はユニクロやジーユーで優秀なシャツやカットソーがお手ごろ価格で手に入ります。
いい時代です。
ですが、柄入りのものや皺になりやすいもの、皺が寄ってるように見えてしまうものは避けましょう。
スーツのサイズはちょうどいいサイズを選ぼう！
昔のがあるからいいや。ちょっときついけど・・・。
といって腕やおなか周りがパンパンのスーツに体を詰め込んでいませんか？
ボタンがはちきれそうなスーツではありませんか？
面接のとき服装が気になって、いい受け答えができるでしょうか？
スーツに足を引っ張られて面接失敗なんてしていいんでしょうか？
そんなことに気をとられて面接に行くよりも、今の自分がストレスなく着れるスーツで実力を発揮しましょう。
変な皺が寄っていたり、だぼだぼのゆるいスーツを着たあなたを見て、面接官はどう思うでしょう？
第一印象はよくはならないですよね。
今はユニクロでもセミオーダースーツが作れてしまいます。
既製品でもキツキツで窮屈さを感じず、だぼだぼでだらしなさを感じさせないスーツであれば問題ありません。
自分の判断に自信がなければ、友人や店員さんに確認してもらいましょう。
シンプルイズベスト！
シンプルすぎないかという心配は無用です。
面接はあなたが会社に必要な人材かを見るのです。
服装がおしゃれかどうかではありません。
服装は最低限社会人としての礼儀や清潔感を備えているかをクリアするためのものです。
そこをクリアできないと中身を見る段階に入ってはもらえません。そのためのスーツなのです。
ですのでアクセサリーなどの装飾品もなるたけ控えましょう。
先ほども行ったように面接はおしゃれの場ではありません。
胸元がさびしいからと目立つアクセサリーは不要です。
それでもと思うのであれば、本当にシンプルなネックレスなどで十分です。
同様にネイルもしなくても大丈夫なくらいです。していても桜色のような色を1色。
ラインストーンなどキラキラしたものは不必要です。
指輪も結婚指輪以外は外しましょう。
そして、第一印象を乗り越えて、自分を思いっきりアピールし、あなたにとっての転職活動が笑顔で終わることを祈っています！